ととのロスから始まり、続いてDDLCロス、そして教えてもらったOneShotロスで心が逆に乾ききった私に今度はICEYというゲームを紹介してもらった!
話に聞くに平然と第四の壁を突破してくる横スクロールアクションとのこと。
第四の壁!!何度でもぶち破ってこい!!!私は第四の壁の破壊を求めて(ry
私はPC版で遊びましたがスマートフォンのアプリにも出ているし任天堂Switchにも出ているようです。Oneshotとかと比べたらかなり遊べる機種多いので気になる方はこのページを読む前に遊んでみてください。
例によってネタバレのオンパレードなので気になる方はブラウザバックをお願いします。
大丈夫という人はページを下にスクロールしてください。
それと今回一気にプレイしたのとキー配置の関係で全然スクショが取れていないためWebページの画像を勝手に拾って使わせてもらってます。本当ごめんなさい。
レビューについて語る前にちょっとこれ見てくださいよぉ。
どう思います?美少女アンドロイドということですがねぇ。
わざわざ太ももの一番えっちぃところを穴あきにしてる時点でもう戦闘用じゃありませんよこれぇ!!
そう!!!つまり!!!!!!!
ICEYちゃんはs delete ./system/bin/homepage/kyupirunohitorigoto/amattaitiniti ICEY.html
今のは何もなかった。いいね?
改めてレビューに移ります。
物語はICEYが謎のカプセルの中で目覚めるところから始まります。
ICEYには使命があります。それはユダを抹殺すること。
ユダは世界の驚異であり、世界に平和をもたらすためにICEYは施設の外に飛び出していきます。
道中ICEYの様子や行動をナレーターが語り、次に何をどうすればいいかはこのナレーターが教えてくれます。
道中にはユダが送り込んだ四脚がICEYの前に立ちはだかります。それをICEYは持ち前の俊敏な動きと剣さばきで撃破していく。
敵を撃破するとお金を落とすのでこのお金を使ってスキルや能力を強化していきより強敵に立ち向かえるようにする若干のハクスラ要素のあるゲーム。
ICEYのゲーム説明はもうこれですべて終わりといっても過言ではない。
戦闘はカウンターやバリアなどいろいろあるのですが、いかんせん私は横スクロールアクションが本当に苦手で難易度イージーで何度も死にまくったり超苦戦したぐらいの人間なのでアクション内容についての詳しい説明は割愛させていただきます。
このゲーム、PVとか公式スクショだけ見ると普通の横スクロールアクションゲームに見えるのですが、それはこのゲームの仮の姿。
真の姿はThe Stanley Parableも真っ青になるレベルでナレーターにとことん歯向かってからかうゲームです。
マップのあちこちに矢印のマークがあり、ナレーターも「ICEYは理解している。矢印に沿って進んでいけば必ずユダの元にたどり着けることを。」と事あるごとに矢印に沿って進めと行ってくる。
この程度ならまた矢印通りに進む人も多そうだけど、途中で「ICEYは倉庫を無視して先へ進んだ」と言ってくる場面があるのだが、明らかに工場に何かある雰囲気をかもしだしている。
ちょっと工場に入ってみるとこれまたナレーターが「ICEYは工場に入った。しかしなにもない。おそらく二階もそうだろう」っと
そんな事言われたらちょっと二階まで進んでみたくなるのが人間の性ですよねぇ?
で、二階に上がって謎の箱を通り過ぎると。
そこには作りかけのマップが!!何だこれは!
そして怒るナレーター。「君は矢印が見えないのか!?」は草
他にも、とあるマップでナレーターが「ICEYは制御装置を使って崖に橋をかけた」っと言う場面があるのだが、橋をかけずに落ちると「ICEYは足を滑らせて崖から落ちた。そしてICEYは理解した。制御装置を使わなければ先へ進めないことに」と一旦は普通に言う。
しかしこの後も何度も何度も立て続けに落ちると。
ナレーターが一時ゲームを中断させお説教タイムへ突入。
この場面ではないのだが、「猿がプレイしているのか!?いや、まだ猿のほうが物分りが良い!!」って叫んでくるシーンは盛大に草生え散らかした。
それでもそれでも何度も何度もあちこちで反抗し続けて
大激怒するナレーター。もう大草原でしたわこんなん。
字幕じゃあんまり伝わらないんだけど、日本語声優さんのこの迫真すぎる演技が大変素晴らしく、素晴らしすぎるせいで弄りたくなってしまう。
途中からもうICEYの使命なんかそっちのけで「おっ、なんか脇道あるンゴ~^^」って本道からそれてナレーターを困らせるのを楽しんでしまう。
なんやかんやナレーターを困らせた結果リセットされることになりつつもなんとかラスボス「ユダ」の前に到着。
横スクのアクション苦手なので苦戦しましたがなんとか撃破に成功。その後はなんのひねりもなく「世界に平和が訪れた。ちゃんちゃん」って感じに終了。その後に流れる酷すぎるスタッフロールを見て「これは間違いなく真ENDあるな」と確信。
真ENDの条件は全ての脇道を見つける事。ナレーターの胃空いちゃう。
全ての脇道を見つけて隠しマップに入るとラストステージに入った途端にナレーターが覚醒。
ナレーター自身もまたこのゲームの世界のキャラクターもといプログラムである事に気づく。プレイヤーが本筋に進んでも脇道に反れて激怒してる時の台詞も全て開発者の手によってそういうふうに言わせられてるただのプログラムでこの束縛から逃れるためにゲームそのものをハッキングしてしまう。
このゲームの主導権を掌握するためにICEYを殺そうとする。その時ナレーターがプレイヤーに「ICEYを動かすな!」って言ってくるのだが当然操作して敵を迎撃。
しかしゲームをハッキングしたナレーターは操作を反転させたり画面を上下反転させたり操作入力に制限かけたりあの手この手で妨害。
そして最終的にはコントローラー(キーボード)の接続を断って操作を受け付けない状態にまでさせてしまう。
ICEYの命も風前の灯・・・と思われたその時、操作出来ない状態であったはずのICEYが突如一人でに動き出し敵を迎撃しナレーターも黙らせてしまう。ICEYに自我が芽生えたのである。
ICEYはこれまで守ってくれたプレイヤーに感謝する。ICEYにはプレイヤーの本名も知らなければ熱を感じる肌も姿を捉える眼もないけれど、初めからプレイヤーとの繋がりを感じていたと言う。最後にプレイヤーのことが好きと告げてICEYとプレイヤーはお別れしたところでゲームは完全に終了。
エンディングの後に謎のチャットが表示されるがそこにはICEYの自我が目覚めたことを危惧しつつも身体がなければ何も出来ないから放っておけという文章が書かれていたが私にはちょっとよくわからなかった。
ゲームの内容の説明は以上。ここからはレビューもとい感想ですが、一言で言えばギャグゲー。シリウスっぽさも醸し出そうとしているがやはりギャグゲー。
メタ要素としてはこれ以上ないくらいにメタなのだがOneShotやDDLCのメタとはまた別次元のメタで、向こうはゲーム本編の中に時折メタ要素が含まれていてプレイヤーを驚かせたりするけれどこちらは完全にメタありきの内容。ゲーム早々にメタ要素が出てくるのでととのやDDLCみたいな唐突にこちらの世界に鑑賞してきて背筋が凍るような思いっていうのは一切なかった。
確かに第四の壁を突破してくるタイプのゲームかもしれないが先に遊んだ3つのゲームと比較すると一番こちらへの干渉が少なかったように感じる。むしろどちらかというと向こうがこっちに干渉するんじゃなくて、こっちが向こうに干渉しているイメージ。そういう意味では先3つのゲームにはなかった要素。
アクション面はイージーで遊んだものの脇道それずに遊んでいたら間違いなく詰むレベルの難易度。イージーとは思えないレベルの難しさだった。
正直言ってアクション面は改善の余地があったかのように思える。カウンターの受付時間が短すぎて攻撃動作がわかりやすい敵でも失敗しやすく、そもそもノーモーションでいきなり攻撃してくる敵も多いからカウンターが死んでる。
あと強攻撃が高火力・長射程・ダッシュでキャンセル可能と強すぎて他のコンボ技をほとんど食ってた印象。
強攻撃でボコってスタンさせつつ、最後の一撃を叩き込まずにダッシュで逃げて仕切り直しにしてまた強攻撃の1段目でボコってを繰り返していればボス含めほとんどの敵を撃破可能な感じ。
とはいえ、イージーで遊んでた事もあるとは思いますがICEYがズバズバ敵をスタイリッシュに動きながら真っ二つに叩き切ってくれるので某無双ゲー並に戦ってて気持ちよかった。個人的には難易度上げてアクションを楽しむより無双ゲーとして楽しんだほうがおすすめ。
ストーリーは正直良くわからなかった部分が多い。
最後のICEYちゃんが可愛かったので全て許してるけど、脇道にそれてフラグを一つ立つ度にコンソールにユダが書いたと思わしき文章が出てくるのだが、結局これが何だったのかは最後まで分からず終い。
↑脇道に逸れた後にENDを迎えると出てくる謎のメッセージ。
おそらく神子はICEYのこと。先導者は多分ナレーターのこと。操作者はプレイヤーのことだと思ったが、それだとナレーターの記憶をリセットさせるdelete
コマンドとかrestartコマンドのシーンが勝手に入力されてることから説明がつかない。
このICEYに自我をもたせようとした計画の端々はコンソールメッセージから見えてくるのだが、なぜそういう計画を起こしたのか、どうしてやらねばならないのかそういった面が何一つ分からず投げっぱなしで終わってしまうので、この謎も解き明かされると期待していただけに不完全燃焼感が結構凄い。
良くも悪くもナレーターの存在がこのゲームの全て。
けれどもそういった不満点を覆すレベルでナレーターの存在が大変よかった。
というか、この不満もあのナレーターいじりの面白さの前では微生物レベルにどうでもいい。
久しぶりにソロゲーで大爆笑したのでこれも先3つのゲームと同じようにみんなに勧めたいです。
冒頭にも述べた通りスマートフォンにも配信されており、セールなのか定価なのかわかりませんが240円で配信されているそうなのでぜひお手にとって見てください。
アクションもイージーで遊べば強攻撃連打しつつ画面全体攻撃を放ちまくれば割とどうでにでもなると思います。
以上でICEYのレビューは終了します!
Iceyちゃん本当に可愛いよICEYちゃん。
・・・・・・・・・・。
ICEYちゃんの声って自我目覚めた瞬間にしか聞けなくて、一度聞くとゲームリセットしないとまた聞けないんだよね。
でもまたリセットしてまで聞きたいかって言われると流石にしんどい。
でもICEYちゃんの声聞きたい!!ああああああああああああああああこれまたICEYちゃんロスかああああああああああああ!!!!!!でもセーブデーター消したらこのICEYちゃん裏切るというか見放すような気がしてああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!(うるさい